STORY
―ドラマ版「スシ王子!」より―
なぜ「王子」なのか? なぜ「ウオノメ症候群」なのか? なぜ「唐手」なのか?
米寿司をめぐる3つの謎を解き明かす! ―ドラマ版「スシ王子!」より―
祖父は「スシ王」、父は「スシ男爵」と呼ばれたスシ一家の三代目、「スシ王子」こと米寿司(まいず つかさ)は、幼いころから天才スシ少年として全国にその名を轟かせてきた。「よっ、スシ王子!」の掛け声で思わず決めポーズをとってしまうのは、そのころからの身に染みついた癖。
しかし、司が10歳の時、漁に出た3人を巨大カジキが襲い、祖父と父が目の前で絶命。司はそのショックから、魚の目を見ると凶暴化してしまう「ウオノメ症候群」となり、寿司の道を捨てた。
以来、自然流(じねんりゅう)琉球唐手の師匠・武留守リリー(ぶるす リリー)のもとに身を寄せて唐手の修行に励んできたが、15年目のある日、自らの寿命を悟った師匠リリーは、自然流免許皆伝の達人「ティダ寿司」店主の奥平海月(おくだいら くらげ)に司を託す。“寿司の握りこそ拳の極意”。海月が放った「気泡握」(きほうあく)の一撃でそのことを悟った司は、再び寿司の道に舞い戻る。「ティダ寿司」見習いの河太郎(かわたろう)と共に日本各地の港を巡り、寿司対決を重ねながらの国内修行。そのすべてをなしとげたとき、亡き師匠リリーから天の声が届く。
「シャリの達人がニューヨークにいる。マンハッタンへ飛べ!」
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