PRODUCTION NOTES
「スシ王子」誕生秘話

堤幸彦監督の中に「スシ王子」のアイデアが芽生えたのは、2003年のこと。映画『恋愛寫真』のニューヨークロケが大雪に見舞われた際、ロケバスで待機していた堤監督と現地スタッフの雑談がきっかけとなった。そのとき「文化も言葉も違うアメリカでウケる日本映画って何だろう?」という話題から始まった監督たちの会話は、最初に「カンフー映画ですかね?」から口火が切られ、その後「カンフーはいい映画がいっぱいあるから、そこに『スシ』を足せば言葉のいらないエンターテイメント映画ができるかもしれない」というアイデアに行き着いた。その後も監督の頭の中では、「スシ」といえば「米」→「米」といえば「米国」→アメリカ人はスシ好きだが、そのうち7割方が職人が握っているとは思えないようなスシを食べている→ならば本物の職人がスシ道を見せてやるのがいいんじゃないか→そのときにいろんなケンカを吹っかけられて戦わざるを得なくなってしまう→スシだから決めゼリフは「お前なんか握ってやる!」がいいかもしれない……と連想が一気に加速。ロケバスの中でひらめいた監督のアイデアは日本に戻ってからもさらに広がりを見せ、遂に07年にKinKi Kidsの堂本光一を主演に迎えたエピソードゼロとも呼べるTVドラマ版「スシ王子!」を経て、08年GW、今度は「米」をテーマにした『銀幕版 スシ王子! 〜ニューヨークへ行く〜』が誕生した。
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